今回でサケ釣り８回目になります。午後から夕まずめを狙ってみようと思います。
１回目８／１９、２回目８／３１の苫小牧錦多峰はアタリもなし。３回目９／５の毘砂別、浜益方面もアタリもなし。４回目９／１６の古平は惜しくもライン切れ。５回目９／１７の浜益方面で待望の１匹。６回目９／２４は浜益方面で３匹。７回目１０／１は浜益方面で３匹でした。
毘砂別川河口の様子
１２時過ぎに毘砂別川河口に着きました。釣りをしている人は一人だけでした。河口の高い場所で数名が様子を見ていました。
釣りをしている人はジグをベースにした人（いわゆる引っ掛け）でした。様子を見ている人も含めて、地元の高齢の方々のようです。
これからやろうとして、準備している人も、ジグのようなものを用意していたので、一緒に釣りはできないと判断して、浜益の様子を見に移動することにしました。
浜益川河口の様子
前日は川が濁流で、川の濁りが海まで広がって、河口沿岸はまっ茶色でした。一晩明けて、濁りはだいぶ減り、朝は釣り人が、かなりいたようです。
お昼頃は２０数台止まっていました。
導流堤を歩いて行きます。
場所取り禁止の立て札が出ていました。
流木の所を境に川と海の境界線になります。実はここが浜益の一級ポイントになります。
立て札にもかかわらず、すでに場所取りをしています。
朝はポツポツ釣れたそうです。昼の時間帯はほとんど上がっていません。
先端は釣り人がほとんどいません。
浜益川河口もあまり釣れていないようなので、浜益の近くの河口に移動することにしました。
河口でサケを釣る！！
すでに釣りをしている人が１０数人いました。
お話を聞くと、朝は５匹釣った人がいたそうです。「群れは小さいけれど、それなりの釣れていたよ」とのことでした。別の人に聞くと、朝２匹釣って、今は様子を見がてら休憩中でした。
双眼鏡でサケのもじりや背びれ、波間のサケをくまなく探しましたが、全く見当たりません。
群れはほとんどいないようです。しかし、朝は釣れていたので、どこかにいるのでしょう。
いつもなら、ここから岸に降りて、川を渡って、川の右側にバッカンを置いて、河口の流れの真ん中に立つのですが、川の流れが速くて、川を渡れません。
すでに二人が左側の先端に入っているので、川の流れ込みの所に投げられません。
はじめは川から離れた左側で浮きルアーをしました。
河口の右側からなら、浅いので、河口の真ん中あたりまで、楽に行けそうです。
川のちょうど真ん中に立って、流れ込みに、棒浮を使用した浮きふかせで釣っている人がいました。
見ている前で、立て続けに２本あげました。きれいに口に掛かっています。群れは見えないけれど、食い気のあるサケが、ちゃんと河口にいることがわかります。
この人はその後、なんと３本追加しました。
momoさんは、はじめ浮きルアーでやってましたが、根掛かりしている浮きルアーに引っかかり、切れてしまいました。
浮きふかせに変えましたが、円錐浮きは波にもまれて、アタリがとれません。
それでなるべくラインを張って、神経を集中して、竿から伝わる違和感で、合わせるようにしました。
午後４時半頃についにきました。しっかりえさをくわえています。ばらさにように慎重に取り込みました。河口から、水のない川の岸に上げるまで、長い時間が掛かりました。
ちょいとブナっていますが、かわいいメスです！
えさは生カツオにしました。しめたにんにくカツオやえびカツオより、匂いがきついです。生でも皮が固く、まあまあえさ持ちがいいです。
針は海津針２０号です。サケ釣りにしては、小さめです。ハリスは８号とサケ釣りでは安心です。そして、えさは逆に大きめにしています。
タコベイトはピンク夜光の１．５号です。
日没も近づいてきました。なんと浮きふかせの仕掛けが、根掛かりしている浮きにひっかってしましまい、またしても切れてしまいました。
浮きふかせの仕掛けは、４セット持ってきているので、引き続きやろうかとも思いましたが、右隣の親子と思える２人組が、momoさんに遠慮して、momoさんの浮きの近くに投げてきません。
すごく釣りたいと思っているはずなのに、奥ゆかしい人だなと思い、気にかけていました。
そこでmomoさんは止めることにし、場所を譲ることにしました。父親らしき人に声をかけて、河口の真ん中で釣るよう促しました。日没まで３０分くらいしかありません。
帰り支度をしていると、息子さんの竿がぐーんとしなっています。かなり悪戦苦闘していましたが、岸に上げることに成功しました。
momoさんも嬉しくなって、「おめでとう！」と声をかけました。その青年は満面の笑みを浮かべて「ありがとうございます！」と答えました。
記念に写真を撮らせてもらいました。彼の釣ったサケは銀ピカのメスです。
超いいですね！
今日釣れなかったら、一応、車中泊の準備をしてきたので、明日もまた頑張ろうかと思っていましたが、一匹釣れたので帰路につくことにしました。
釣ったサケはブナったメスなので、お腹をさくと、イクラがこぼれてきました。
ていねいに皮を取ります。
その後、流水でイクラをきれいにします。水気を切り、日本酒を少し入れ、醬油で味付けをします。
昆布も数時間入れておきます。
美味しいイクラの醬油漬けのできあがりです。
残念ながら、このイクラの醬油漬けは、皮が固くて、かじろうとすると、口の中で逃げるんです。味はいいんですけどね！！
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