増毛町箸別川河口に行く予定でした。それはYouTubeで北海道水産さんの動画を見たからです。動画では、サケの大群が川への遡上を待ち構えているようにみえます。
たぶんこの動画を見たサケ釣りファンは、箸別に行きたいと思ったことでしょう。
momoさんもその一人です。よし!箸別に行こう!前にも一度行ったことがあります。札幌から増毛までは遠いので、明るいうちに偵察も兼ねて、余裕を持って現地に行こうと向かいました。
浜益を過ぎて、思いました。最近、momoさんが釣果を上げている釣り場を、ちらっと下見してから行こうと思い、寄ることにしました。
ちょうど午後1時頃でした。河口に降りていくと、波間にサケの姿が見えます。釣り人も10人くらいいます。目の前にサケがいるのに、遠くの箸別まで行くのはいかががなものかと・・・。
よし!とりあえずここで釣ろう!!と思い、急いで準備して、釣りを始めました。
磯竿で釣る好青年と出会う!
河口で釣りを始めました。昼の1時くらいで、平日だというのに釣り人は10数人います。まずは浮きルアーで様子を見ることにしました。

サケは見えているのに、なかなかかかりません。周りでもサケは上がっていません。
近くの釣り人を見ると、なんと磯竿を使っている人がいました。嬉しくなって、話しかけました。
嬉しくなって話しかけた理由↓
momoさんは以前は磯竿でサケ釣りをしていました。磯竿は楽しいからです。しかし、最近は、磯竿は混んでいるところでは、なかなか周りとペースが合わないので、ルアー竿で浮きルアーと浮きふかせを兼用にしていました。
しかし、今回も現場にチャンスがあればと思い、磯竿を持ち込んでいました。9月15日に行った古平川河口でも磯竿は使用しました。様子を紹介!↓

彼は若いのに、「磯竿修行中です!」と話していました。3号の磯竿に小ぶりの針を使用しています。
そうこうしているうちに、彼の磯竿にサケがかかりました。苦戦しながらも、岸よりさせました。サケは口に針がかかっています。
残念ながら、惜しくも最後の最後でバラしてしまいました。
その後、すぐまたサケをかけました。これも口にかかっています。今度はしっかり、岸に上げキープできました。
えさは見たところ、白くてふわっとしています。えさはエビ?て聞くと、そうです。「エビです」って答えが返ってきました。
食い渋りにはエビも有効ですね!!

彼の竿は長く、浮きルアーの釣り人の間に入って、やりづらそうだったので、自分も磯竿でやるよと宣言して、一緒に磯竿でサケ釣りをすることにしました。
momoさんの磯竿です。インターラインの磯竿が折れてしまって、今回持ってきていたのがダイワの5.3m2号の磯竿です。

浮きも反応の良い、小ぶりの円錐浮きにして、針もかなり小さめのチヌ針で望みました。
時間も午後4時過ぎになったときに、momoさんの沖目に流していた浮きが、ひったくられたように、引っ張られました。
がっつり竿がしなり、すごい引きです。
仕掛けは、今まで何度も切れたので、今日の仕掛けのリーダーはPE10号と極太にしてきました。ラインがPE3号です。かなり、頑丈です。
磯竿は意外と強引に巻けるんです。竿がしなる分、バレづらく、竿が海面に着くぐらいしなっても、折れることがないのです。
いきなりバラしてしましました。ハリス切れでした。前回使用した針を、また使ったのが原因です。傷がついていたのでしょう。つめが甘いです。
強烈な引きと、掛かり方を考えると、たぶんスレ掛かりだったと思います。
メスを1匹釣る!
午後5時を過ぎて、浮きの動きに違和感を感じたので、アワセたら、のりました。意外とすんなり岸よりして、釣り上げることができました。口にかかったので、寄せやすかったです。メスでした。ラッキー!!
それにして磯竿での釣りは面白いです!!
それまでも何度かスレ掛かりのアタリはありましたが、何度もかかってはすぐにバレました。
周りでは、口にかかることも、スレ掛かりで釣れることも、ほとんどない状態になったまま、日没になっていきました。

磯竿の好青年とは明日また釣る話をして、別れました。
車中泊は孤独だけど楽しい!
明日も釣りをすることを決めました。コンビニで買った缶ビールを飲みながら、おにぎりとゆで卵で夕飯を済ませました。
今日の反省をし、浮きふかせの針とタコベイトを作り直しました。また、ルアーの針を紙やすりで研ぎ直しました。
車中泊では大型バッテリーがいつも活躍します。携帯の充電や扇風機、ポケットWi-Fiに使用します。

夜中3時から釣り始める!
午前3時を過ぎて、河口に着きました。すでに、暗い中でデンケミが何個も空中を飛び交っています。
暗いうちは、誰も釣れていないようです。
朝5時が過ぎ、すこし明るくなりかけてきた頃に、隣の釣り人が、サケをかけました。銀ピカです。口についています。朝は食い気が立つのでしょう。期待が増します。

いきなりググッと来たよ!!
momoさんにもついにきました。いきなりググッときました。言い忘れましたが、暗い4時半頃までは浮きふかせでやっていましたが、その後は周りに合わせて、浮きルアーに換えていました。
momoさんのタックルはメインロッドがアブガルシア ノースフィールド アキアジ12ftです。ここではあまり遠投する必要がないので、サブロッドの重量の軽いダイワのパシフィック11ftを使っています。
浮きルアーのリーダーはPE10号に全部作り直しました。ラインはPE3号です。浮きルアーに関しては、ラインブレイクは、ほぼ起きないと思っています。
岸の近くで掛かったので、スレ掛かりかと思いましたが、しっかり口に針が掛かっていました。銀ピカのサケです。
けっこう強引にサケの泳ぎをコントロールして、釣り人の空けてくれた隙間を通して、岸に上げることができました。
とてもかわいい顔をした銀ピカです。一見、メスのように見えますが、わずかに口先が曲がっています。オスかもしれません。

隣の釣り人に、また掛かりました。またしても銀ピカです。今度も口に掛かっています。慎重に取り込み、無事釣り上げました。
隣の釣り人は、えさはカツオを使っています。大きめにカットして、使っています。
momoさんもえさをカツオと紅イカのダブルにしました。
9時頃にもう1匹追加!
7時を過ぎると、ほとんど釣れなくなりました。サケの群れはいます。みなさん釣りたい一心で竿を振っています。
スレ掛かりでヒットすることもありますが、ほとんどの人は途中でバラしてしまします。スレ掛かりでのアタリが多くなると、みなさん、えさにはルーズになります。
えさをつけないままで、浮きルアーを飛ばしている人もいます。
えさをつけないで、針を露出させたからといって、簡単にスレで釣れるわけでもなく、ほとんどの人が釣れないまま時間が過ぎていきます。
momoさんは逆に針を小さくして、えさを大きめにつけてやっていました。昨日の磯竿好青年のサケも、お昼にもかかわらず、ちゃんとえさにきていました。自分の釣ったサケもえさにきました。
ついにきました。魚体は大きそうですが、意外とコントロールがきいて、トラブルなく釣り上げられました。ただ、川岸にあげるときにもたついて、あげてすぐ針が口から外れました。危なかった~!
ちゃんと口を使って、えさをくっていました。

午前10時になったので、周りもほとんど上がらなくなったので、終了にしました。

今回の釣果 オス2匹メス1匹


こんなかわいい顔してオスでした。人間界ではジャニーズですね。

帰りは途中でたまらず仮眠!
さすがに夜はほとんど寝ていません。家に戻る途中、睡魔が襲ってきました。
厚田の道の駅で、車を止めて、シートをリクライニングさせて、寝ました。多分、5分以内に爆睡しました。1時間ほど寝て、すっきり!!安全運転で帰りましたよ!


サケ料理を作りました!
釣ったサケをつかってのサケ料理はとても美味しいです!!
サケのイクラの醬油漬け

具だくさんの石狩鍋

サケの天ぷら

サケのアラ煮~圧力鍋で骨もやわらか!

近いうちに作り方をアップしますよ!!


今年のサケ釣りの様子です!!







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