苫小牧錦多峰川河口は9月1日から12月10日まで、左海岸300メートル、右海岸200メートルの河口規制が入り、サケ・マスの釣りが禁止になります。
というわけで、サケの河口規制が入る前日(8月31日)に錦多峰川河口にサケ釣りに行ってきました。
8月31日は平日ですが、この日は錦多峰川河口でサケ釣りが出来る最終日なので、いつもよりも増して、釣り人が多くなると思います。まして、土日と2日続けて雨が降り、海水温も下がり、サケの岸よりや遡上が増えることが期待されます。
コロナのご時世なので、大丈夫かなと一抹の不安を持ちながらも、自己管理をきちんとする?ことで、行くことに決めました。
一番釣れる時間帯の、夜明けからの朝の時間は、地元(苫小牧)の仕事のある人も釣りが出来る時間帯なので、一層の混雑が予想されるので、少し人が減った頃を見計らって行くことにしました。
なぜかmomoさんが行く日は魚がうすい!
午前11時頃に現地に到着しました。駐車場(注1)にはかなりの数の車が止まっていました。相変わらずの混みようですが、実際に釣りをしている人は、思ったよりも少なかったでした。
休んでいる釣り人が多いところを見ると、あまり釣れていなかったことが予想されます。
横の釣り人に聞いたら、「9時から来ているけれどまだ上がっているのを2本くらいしか見てないです」と言ってました・・・。
サケ釣りは、ずっと竿を振っているので、疲れます。休憩組が多いです。そういえば駐車場(注1)にも、車の中で休んでいる人が多くいました。
タモで、サケすくいをしている人たちは、釣り人と同じくらいいました。写真に写っている人の数を数えただけでも100人近くいます。
午前11時 サケ釣り 開始!
すんなり河口の中央付近に入れました。新しいロッドで初振りです。12フィートなんで重さが大丈夫か心配でしたが、特に問題なく振れました。
周りをみても釣れていません。タモのサケすくいの人たちも、タモは動かしていますが、サケが上がった様子は見られません。
サケが河口のそばまでは寄ってきていません。波が高くてフロートが波にもまれます。浮きの抵抗を受けているときと、全く浮きの抵抗がなくなるときがあり、ルアーの重みを感じていられる時間が短いです。
遠投すると、途中から波の影響を受けて、かなり右側に流されます。早めに回収しないと、右堤防のテトラに引っかかりそうになります。
そうこうしているうちに、時間はどんどん過ぎていくのですが、1時過ぎに休憩タイムをとるまで、釣れたのを確認できたのは、河口では1本だけでした。
その時は、みなさん羨望の目でエールを送り、そのあと一時、燃えるのですが、また、以前の静寂に戻ります。
右堤防先端だけは釣れている!!
その状況でも、右堤防の先端だけは、釣り人たちが慌ただしくしていました。日没までで10本以上は釣れたと思います。
堤防の上からは、サケの背びれやもじりを確認することが出来ます。すぐそこまで、サケはやってきていました。
堤防の上からは浮きルアーが届く距離です。
ただ時折、大きい波がきて、波をかぶる人が続出していました。そのたびに悲鳴に近い声が聞こえてきます。まあまあ命がけです。一人で4本あげた人もいました。
自分も行ってみようかと思いましたが、万が一、危険な状況になったらと思いとどまりました。体の反応も遅いしね・・・。
実は、河口からは全く見えないのですが、この堤防の右側の海岸でも、たくさんの人が浮きルアーでサケ釣りをしています。
この右堤防の先端で釣れている状況を、もちろん見ていると思いますが、自分は自分と、釣れている先端に殺到しないで、頑張っている若い人たちを見て、えらいなあと感心しました。
午後2時くらいに警察が来ました。実は堤防は柵が張ってあり、立ち入り禁止なのです。その時は、左右の堤防にいた人たちは、少しの時間だけ、撤退しないといけませんでした。
午後4時から右堤防の右側の海岸で釣る!
こちら側でも、サケはポツポツあがっています。波が河口ほど高くなく、またそれほど横に流されないため、浮きルアーをゆっくり引く時間が持てます。
高波の奥に遠投すると、浮きルアーをゆっくり巻ける時間が、河口より長いので、期待感が増します。
頑張ってはいるのですが、堤防の上の人たちは釣れていますが、こちらはさっぱりです。
結局、11時から18時まで、ほとんど休まずに浮きルアーを投入していましたが、ボウズでした。周りでも何本上がったのでしょうか?サケを手にした人は、それこそ何人いたでしょう。
帰りの駐車場(注1)です。まだまだ車がそれこそびっしり止まっています。サケを狙いに、夜釣りをするため、新しい釣り人も続々来ていました。
注1 駐車場と表現していますが、どなたかの私有地です。ゴミなどを出さないように利用しないと、また閉鎖になってしまします。
遠投についてわかったこと!
の記事で、浮きルアーが飛ばないことへの、あれこれを綴りました。
その話の続きです。
ロッドを11フィートから12フィートにしました!
今まで使っていたメインのルアーロッドはダイワのパシフィック11ftです。ルアーは50gまで対応でした。なんだかんだと25年くらい使いました。
まだまだ使えるので、これからも活躍すると思います。振り出し竿です。なので便利でかなり重宝していました。
ただ、前回の釣行で浮きルアーがあまり飛ばないことが判明し、まずは用品から改善しようと、考えた次第です。
ロッド選びは迷いました。予算の関係もあるし、そもそもmomoさんのサケ釣りスタイルは浮きフカセが主です。状況が許せば、ロッドはダイワのインターライン1.5号の磯竿を使っています。
なので今は気持ちが盛り上がっているけれども、実際はそれほどの使用頻度がないのかもと、心配しつつ、でも飛ばせるロッドが欲しいという欲求も抑えきれずにいました。
ネットでかなりの時間をかけて研究しました。若者でないので、力任せに降り続ける体力はないです。筋力もないです。なので極力、軽いロッドを振りたい!
だけど、買う理由は、人並みに遠くへ浮きルアーを飛ばしたい。ロッドが軽くても、飛ばなきゃ買う意味がない。
候補に上がったのは、アルファータックル クレイジーサーモンシャフト12ft 272g10000円くらい、パームス レラカムイ12ft309g 28000円、アブガルシア/ノースフィールド アキアジ12ft343g18000円くらい、この3つです。
近くの釣具店をはしごして、ケースから出しては振ってみたりしました。一番感じが良かったのは、レラカムイです。軽いし、その割に頑丈そうだし。しかしお値段が・・・。
クレイジーサーモンは超軽いです。しなやかで、竿の反応も良いです。しかしバットパワーは大丈夫でしょうか。混雑したところで、一気に寄せられるかという不安が起きました。ネットでコメントをさがしましたが、のっていませんでした。
アブガルシアは頑丈そうです。ダイワのリバティフォースと比べると軽いですが、それなりの重量があります。
結局、1週間くらい迷いに迷って、アブガルシアのノースフィールドアキアジ12ftにしました。
ついでにラインもPE3号とPE2号を使い分けることにしました!
PE2号は、確かに飛距離は少しは違いますが、今回みたいに波が高く、浮きの抵抗がなくなる時が多い場合は、ラインのクラッシュが起きやすく、要注意でした。
新しいラインでしたが、2回ほど、陸に上がって、巻き直しました。
ルアーを40gを中心に40gと50gを使いました!
遠投用に前回は60gを多用しましたが、遠投時のリリースのタイミングが難しく、ラインが指に引っかかった状態で、低く飛んでいくことがよくありました。
ルアーを軽くすると、リリースのタイミングを早くすることができ、高く飛ばすことができ、結果的に飛距離が出るようでした。
ルアーに合わせてフロートはダイワのLLからLに変えました!
3Lに比べると、Lは飛距離は伸びますが、LLとLではそれほど違いがわかりませんでした。今回みたく波が高かったり、海中に入りっぱなしの時は、ルアーの変更に備えて、フロートはLLにしといたほうが、無難だと思いました。
ルアーの形状とえさの大きさや形も大事!
ルアーを振っている時間が長かったので、色々と試すことができました。ルアーの形状もかなり影響するようで、ひらひらしながら飛んでいくのは飛距離が出ませんでした。
えさも大事で、えさが大きいと空気抵抗があり、あまり飛ばなくなりました。
総合的に判断して思うこと!
ロッドは343gでもそれほど疲れることなく、飛ばせることがわかりました。しかし、12ftにすれば、勝手にギューンと飛んでくれるわけでもなく、投げる人のポテンシャル次第だなと思いました。
ラインは細い方が抵抗は確かに少ないけれど、いろいろと気を遣う場面も多く、釣る場所によってチョイスすることが良いと思います。
今回は、フロートを遊動にしていましたが、波が高くフロートの抵抗がなくなる時間が多い場合と、フロートが近くに来て、波にもまれているときは、遊動がちゃんと機能しているか心配でした。
そのためにも、フロートの下に浮き止めをつけて、遊動でも固定でも出来るようにして、対応したいと思いました。
これから日本海側に行ってきます!頑張りますよ!!
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