5月の中旬に石狩湾新港東埠頭砂揚場でマメイカが釣れているよ!と情報が入りました。久々にやってみようかとワクワクしはじめたmomoさんでした。
10年くらい前頃は、夜釣りの浮き仕掛けで「テーラー」って仕掛けに鶏のササミを細いピアノ線でくくりつけて、小樽高島漁港や小樽南防波堤で、ヤリイカをターゲットに釣ってましたよ。そう言えば、兜千畳敷まで遠征したこともあったなあ。
その時に、ついでに、エギも何個か購入してまして、たまに遊んでましたよ。
けれども実際にエギで釣れた経験はなかったのです。実際、浮き釣りの方がよく釣れたから。エギで本当に釣れるの?っていうのが本音です。
浮き釣りの時はヤリイカの他にマメイカも釣れました。ヤリイカと同じく、身がコリコリして、とても美味しかったことをはっきりと覚えています。
今回はなんとかして、エギングでマメイカを釣りたいのだ!!
そしてマメイカの刺身を心ゆくまで堪能したいのだ!!
チャレンジ1回目 5月24日 夕方~日没
石狩湾新港東埠頭砂揚場 天気 晴れ 風 弱い
よしマメイカを釣ろうと思い、エギとルアー竿を持って石狩湾新港東埠頭砂揚げ場に行きましたよ。
タックルはシマノのルアー竿です。トラウトワンXTです。以前よく道東の雄武にカラフトマス釣りに行っていた時に、釣り場が空いている時に愛用していた竿です。
カラフトマス釣りとしてはライトタックルで、カラフトマスの強い引きを堪能できます。たまに走られるので、混んでいるときはNGでした。
今は廃版になっていて、後継機種はトラウトワンエリアスペシャルになっているようです。最近はテトラや堤防でのガヤ釣り用になってますが・・・。
リールはダイワのFREAMS3000です。ラインはフロロの3号を巻いて言います。実はこれはサケやホッケ用にも使用している万能リールです。
いくらなんでも繊細なマメイカ釣り、ましてエギングでこの大物用タックル?
そう言わないでください。釣れるか釣れないか。エギングが面白いか、面白くないのか。一回きりで行かなくなるかもしれないのに、庶民は、はじめからお金をかけられません。
現在所有してる中で、とりあえず用意できるものを組み合わせただけなのです。
エギは2.5号のオレンジと2.0号のピンク。あともう2つ、エギがありましたが、よーく見ると、カンナ(針)が、以前何かに引っかけたのでしょうか、針の半分が欠けてなくなっています。ということで、とりあえずこれでいいでしょう。マメイカには大きすぎるって?エギはこれしか持っていません。
実はこの2.5号のエギは後半戦で活躍するのである・・・。
持っているエギの左から2つは使えませんでした。残念!!
まずは行きましょう!ってことでさっそく、行ってきましたよ。
午後3時くらいに石狩湾新港東埠頭砂揚場に到着しました。
たくさん人がいます。このエギングは若い人が多いですね。周りで、ぽつぽつマメイカが上がりだしています。
ラインが太いのですが、エギのサイズが大きいため、とりあえず飛距離は問題なかったです。
エギが着水して、沈んでいくのを待ちます。底に沈んだら、軽くしゃくって、糸ふけを取り、様子を見ます。それを繰り返しました。
近くで釣れている人のアクションを真似して、こそっりとリールの巻き取るスピードを合わせたり、しゃくり方を観察しました。
なんとなくサケの浮きルアー釣りの気分。
とはいっても難しい。釣れている人がどうやって、アタリを取っているのかが見当つきません。
そうこうしているうちに、竿を軽くあおったときに、重さを感じて、上げてみたら、なんとマメイカが釣れたじゃないです。初マメイカ!
その後も、手前で、もさもさと何か物体がエギに触るのを感じたので、しゃくってみるとマメイカがついていました。
やった~。この日はマメイカが2ハイ釣れました。
チャレンジ2回目 5月26日 夕方~日没
石狩湾新港東埠頭砂揚場 天気 晴れ 風 やや強い
前回2ハイ、結構、簡単に釣れちゃったんで、同じ仕掛けでノコノコと行きました。
周りでは、釣れている人、全く釣れていない人に交じって、私は意外と善戦。
また2ハイ釣れちゃいました。
2ハイで喜んでいるってレベルが低い?そうはいっても、周りも似たようなもんで、釣れている人もいますが、ボウズの人も結構いるようです。
釣り方は、機械的に竿をしゃくって、その後、エギをフォールさせながら、心の中で秒数をカウントします。その後、また竿をしゃくるのを繰り返します。
しゃくったときに重たくなっていたら釣れてますっていう釣り方です。いわゆる向こう合わです。レベルが低いですよね!
釣り人は自分の竿や仕掛けに集中しているので、意外と周りが見えていないものです。
しかし、自分の視野の中に、竿の扱い、リールの扱い、釣果が違う人がいました。よ~く見ていると、竿をじっと見つめて何もしない時間が結構あります。おもむろに、竿を合わせ、見ると竿がしなっています。
アワセたんだ。どうやって?不思議だ。何回も目をこらして見てました。
ついに質問しちゃいました。どうやってアワセているのですか?
「ラインですよ。引っ張られます。ラインがわずかに張ります。」えっ!自分は定期的にアワセているだけ。そうやったら釣れるんだ?
「ラインはPEを使ってますよ。」
あと、自分の中で釈然としないことがひとつありました。みなさんが小刻みに竿を操って、小さな動きで、竿をしゃくっているのですが、自分にはできません。グリップエンドが身体にぶつかってしまったりして、手首で竿をしゃくれません。腕全体を使っての大きな動きになってしまします。
周りの人が使っているロッドは、グリップの部分が、心なしか短いように見えます。
ひょっとして、自分のルアーロッドは、グリップが長いから、うまくいかないのだろうか。
これが改善すれば、釣果アップなの?
ロッドを買えば釣果アップ?ラインを変えれば釣果アップ?
心の中で思いました。
自分はこのタックルでは勝負にならない!!
自己満足と優越感をお金で解決するのだ~!
この日の釣果、2ハイ
ロッドとラインを買っちゃいました!
まずはロッド。アメリカ屋釣具店さんに行って、竿を振ってみたり、値段を考えたりして、30分くらい考えていましたが、結局、店員さんに相談しましたよ。
マメイカを釣りたいんだということと、話の流れでヤリイカも釣りたいんだと話しました。
マメイカを釣るためのベストなものと探していたはずなのですが、せっかくならヤリイカにも対応できるものがいいとか、いろいろ邪念が頭を渦巻いた結果、エギも3号に対応できるようにということでこの竿になりました。
ダイワのエメラルダスXです。エギは1.8号~3.5号まで対応ですが、マメイカにも大丈夫。どちらかと言うと、マメイカ用というよりは、ヤリイカ、マイカ釣りに対応する竿にしました。
また、お安くなっているってことが、自分の決断に追い風が吹きました。
ラインはPE0.6号にしました。0.4号にしようか迷いましたが、ヤリイカもとか、いろいろ考えて0.6号にしました。やっぱり貪欲?いやケチくさい?
エギはちょいと安めのエギを3個買いました。サイズが表示されていませんが、みため1.8号くらいです。ここでちょっぴり出し惜しみをしてしまいました。
ステを買いました。理由は2倍、2倍!釣果がひょっとしたら2倍になるかもという、あさましい理由です。ステに合わせて、ジョイントするラインも購入しました。
リールはいっぱい持っているので、適当に小さめのリールに巻くことにしました。
ただ、帰り道ちょっぴり後悔しました。自分はマメイカ釣りのタックルを買いに行ったはずなのに、イカ釣りオールラウンド用にしてしまったけれど、本当にそれでよかったのだろうか?肝心のマメイカは釣れるのか・・・
また悪い癖が出たのかも・・・
何にでも使えるってことは、細かいところでは対応できないってことになる!?
チャレンジ3回目 5月28日 夕方~日没
石狩湾新港東埠頭砂揚場 天気 曇り 風 弱い
行きましたよ。意気揚々。ちょっと早めに始めたのですが、多分釣れ始めるのは午後4時を過ぎた頃からと予想をつけて、釣れない時間が長くても、諦めないようにしていました。
4時を過ぎてから、マメイカ狙いの人がどんどん来始めて、賑わってきました。
隣に入ったおじさんが1ハイ釣りました。
そして自分にも待望の1ハイ。
エギが自分の近くに来てから、うまく表現できないけれどモソモソした感覚があり、竿を軽くあおるとマメイカがのっていました。ゲット!
しかしそれからが釣れません。
実はせっかく新しいロッドを手にしたのに、思うように扱えていないのでした。しゃくるときも手首を利かせて、竿先だけをしならせるような動きはできませんでした。
空き地で練習してみたのですが、しなやかな竿の動きを出せませんでした。残念!!
たぶん竿が少し固いのでしょう。だからマメイカ専用ロッドにすれば良かったのに。後悔しても後の祭り!いつもこうなんだよね!
隣のおじさんの横の人がいいテンポで上げています。釣り方を真似しました。
しゃくってからの時間。巻き取りのタイミング。竿の持ち方など。
たまらなくなって声をかけました。親切に教えてくれました。
「アタリはラインでとってます。ラインが引っ張られます。」またまたライン?
「あとイカパンチが来ます。ツンツンと。」イカパンチ??感じてみたい!
「僕はシャローを使ってます。これいいですよ。」と言って、エギを見せてくれました。
頭の中で、シャローって何だと思いましたが、とっさにシャローって何ですかって聞けなかった自分が情けない。聞くは一時の恥、聞かざるは一生の恥!
エギはシャロー、アタリはラインで取る。これですかポイントは。と感心するもタイムオーバー。次回は爆釣だ~。
釣果1ハイ
チャレンジ4回目 5月30日 夕方~日没
石狩湾新港東埠頭砂揚場 天気 晴れ 風 弱い
YouTubeやブログをたくさん見ましたよ。特にアタリの取り方、竿の動かし方、エギの選び方などです。研究しました。頭の中はもう釣れたも同然!
エギはヤマシタ ナオリー シャロー1.8を購入しました。これでバッチリのはずだ。
いざ出撃。
集中しましたよ。
ラインに。糸ふけに変化があれば合わせる。ラインが少しでも引っ張られれば合わせる。
前回の上手な人やブログではシャローで底を攻めたと書いてあったが、シャローは軽くて、すごくわかりづらい。底についたかどうかもわからない。
そもそも抵抗が感じられない。
隣の人は数ハイだが、ぽちぽち釣っています。
隣の人に釣れるコツを聞きました。「この青のサバカラーが釣れるんだよ。もうこれ以外使っていないよ!」とちょいと自慢げに話していました。
青!心にくさびのように食い込みました。サバカラー。
釣れない時間が続きます。心が折れそう。周りで釣れている人を見ると焦ってしまう。
結局この日は全く釣れないままで、タイムアウト!なんて日だ!!
ラインでアタリとるなんて、無理!これはかなり難しいことだよ!!
心が完全に折れました!帰ろう!ステイホーム!
釣果0ハイ
チャレンジ5回目 6月3日 夕方~日没
石狩湾新港東埠頭砂揚場 天気 良し 風やや強い
心が折れたのに、一晩眠れば復活してました!!
そしてうずうず!
さらにいろいろ勉強しましたよ。YouTubeやブログをまたまた、たくさん見ました。それにしてもみなさんすごいですね。
竿をしゃくって、糸ふけを同時にとり、エギがフォールしていく途中や落ちきったところで、マメイカがきましたよ~、のりましたよ~ってアワセると竿がしなって釣れています。もう、マジックとしかいいようがありません。
新兵器投入!今回は風にも強く、底を探れるというヤマシタ・ナオリー・ベーシック1.5号を購入しました。色は青魚カラーのHORO。ちょっと青みがかったグレー系の渋い色合いのエギです。
これで底層域を狙いやすいぞ~!
ラインを意識しながらも、ラインのアタリだけにもうこだわらない。
釣れるパターンを自分なりに探さなければ、ボウズだけは絶対に避けたい。
エギ単体でやったり、ステをつけて狙ってみたり。
竿をしゃくった後のフォールする時間を5カウントから10カウントしたり。底をゆっくり引いてみたり。
底を狙って、たまに軽くアクションを入れたりと自分なりにやれることはやりました。
隣の人が足下で2ハイ釣れました。自分も真似して、エギを巻き取っても、すぐには回収せず、足下でちょいとアクションを加えてみたりしました。
でも足下では釣れませんでした。
釣れたのは着水したところから、自分との距離の半分くらいのところで、底の方で釣れました。
釣れたのはベーシック1.5で2ハイ、シャロー1.8で1ハイでした。
結果として釣果は3ハイ
まあいいでしょう。本音を言うと、まだどうやったら釣れるのか全くわかりません!奥深いですね!
チャレンジ6回目 6月5日 夕方~日没
石狩湾新港東埠頭砂揚場 風 かなり強い 荷物が飛ばされるぐらい
今日はラインを変えました。エギの反応をより感じ取るとためです。
0.6号から0.4号にしました。はたして効果があるのでしょうか?
運が悪いことに、今日はかなり風が強いです。強風です!
糸ふけがすごい!
着水しても左へ流されしまいます。隣の人とのお祭り(糸がらみのこと)を避けたいところです。
ラインがPEなので、絡まったらなかなか直せないでしょう。
風が強くてアタリが読めません。あれっ、そもそもアタリはとれてたっけ?
そして周りのみなさんも釣れないのです!
そんな中で、私は風が強くても弱くても、どうせアタリが読めません。だったら飽きらめずに自分のペースでいつも通りに、カウントを数えてやりましょうとやっていました。
糸ふけを取ると、エギはもう近くまで巻き取られています。
風が強いので、シャローを使ったら、海中のどの辺を探っているのかが、見当つきません。
そこで、持っている一番重い2.5号のオレンジに変えました。
竿をしゃくりすぎると、ラインを巻きすぎてしまうので、竿先がかすかに抵抗を感じるところでしゃくるのを止めていました。そしてカウントを数えることを繰り返していました。
そしたら釣れました!
周りが釣れていないだけに、うれしかったです!
そしてまたまた釣れました!たぶん周りで2ハイ釣ったのは私だけだと思います。
よっ!竿がしら!
2ハイで喜ぶなって!
釣果2ハイ
釣果はたったの2ハイだけど、気持ちよく家路につきました。
6回の釣行を振りかえって
エギは高価です。そんなに買いそろえません。今回6回で一番釣れたのは、な・なんと2.5号のオレンジのエギでした。!
結局、風が強い日でも、糸ふけが激しくても、抵抗がわかるのと、底に沈むのもわかりやすいので、素人には扱いやすかったのかもしれません。
ただ、マメイカには本来こんな大きなエギは不向きで、やはり1.5号か1.8号だと思うので、2.5は非常時用にキープしておくということでどうでしょうか。
また素人にはシャローはわかりづらくて、ベーシックかディープがよろしいのではと思いました。サイズも1.8号ぐらいを中心に持っていた方が、扱いやすいと思いました。
唯一のボウズだった日は、シャローでアタリをとろうと必死でした。それなりにアワセていたのですが、釣れなかったです。
マメイカはエギに抱きついても、食べられないとわかると、すぐ離れるんでしょうかねえ?マメイカをなめてはいけませんね!
マメイカエギングでアタリをとれない人は、こまめにしゃくって、エギをフォールさせルことを繰り返すことに専念するしかないと思いました。
うまい人より、竿を振る回数が多くなりますが、そこは面倒くさがらないで、根性で頑張るしかありません。
ラインを見ている時間が長いと結局、アワセる回数が減るので、釣れる確率も下がると言うことです。
あと強く感じたのが、釣りをしているときのシチュエーションが環境に左右されやすいということです。強風しかり、波が高い、大型船が入ってくる等、想定外のことが多かったです。
そもそも陸地では風が気にならないのに、現地では立っているのもやっとことがありますよね。やはり気象情報はしっかり読み込んでおくべきですね。
エギはいろいろ試しましたが、ステの効果はよくわかりませんでした。
色もなんともいえませんでした。どうしてかというと、釣れている人を見ると、人それぞれでした。
玄人ぽい人が青系や地味な色を使う傾向があるようでした。
だからと言って、釣果に差があるようには思えませんでした。
よし!また次も頑張るのだ!!
マメイカをおいしくいただきました!
刺身はコリコリして、美味しいですね。味に高級感がありますよ。
足と頭をチンして、オリーブオイルをかけています。卵も内臓も加熱すると固くなります。さっと醤油をかけていただくと、これまた美味しいですよ!
これは足と頭をバターでオーブンで焼きました。醤油を少したらしていただきました。
これまた、美味しかったですよ!
石狩湾新港東埠頭砂揚場の車の止め方とかこちらに詳しく載ってます ↓
マメイカエギング ついに素人でもアタリがわかった!石狩湾新港東埠頭砂揚場
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