古平川河口にサケ釣りに行ってきました。久しぶりです。10数年前までは、古平、美国、神恵内方面にサケ釣りで足繁く通っていました。
その後、ゴルフが多くなってからは、サケ釣りは浜益川サケ有効利用調査の数回だけになっていました。
久しぶりの古平町ですが、町並みもあまりかわっておらず、とても懐かしく感じました。
積丹半島の余市側では、古平川河口と美国漁港、導流堤が有名です。また、昔は来岸漁港も有名でした。一時期、余市川河口もサケ釣りがOKな時が数年ありましたが、釣り人の駐車のマナーが悪く、地域住民から苦情が多かった等で、規制が入ることになりました。
古平川河口 ショベルカーで河口を掘る!
苫小牧錦多峰川河口2回、浜益川河口方面1回と計3回遠征していますが、いずれも不発に終わっています。
次はどこにしようかと色々情報を探っていたら、ユーチューブでsapporono ozakiさんの「古平河口、再度岸よりは○日以降か?」の動画を見ました。
ショベルカー2台が古平川河口の川と海の境目を掘っているのです。理由はわかりませんが、動画ではサケが遡上しやすいようにと言ってました。それが、9月10日~12日くらいまで工事をするらしいとのことでした。
momoさんの釣行予定は9月15日~16日です。これはチャンスかもしれないと思いました。掘ったところにプールが出来て、サケがたまって、そうしたら・・・。と、妄想が膨らみます。
古平川河口に着きました!
現地に12時過ぎについ来ました。これがあの動画のショベルカーだ!とひとり盛り上がりました。
橋の上から河口を見ると、昼だというのにまだ釣り人がけっこういます。
車を止める場所は、余市側から向かうと古平川の橋の手前に、右側に広いスペースがあり、車を止められます。
かなりの台数を止めることが出来ます。
次の日の駐車場の朝の様子です。駐車場は車でびっしり埋まっています。
朝は駐車場に入りきれない車が、道路にも止まっています。
工事のショベルカーのためなのか、トイレまで設置されています。これはうれしい!
9月15日(火)午後13時 釣り開始!浮きふかせ釣りで攻める!
古平川河口の川と海との境界線は両岸に立っている標柱を結んだ線です。
海に向かって右側の標柱です。
海に向かって左側の標柱です。赤い矢印がそうです。
みなさん、ルールを守って釣りを楽しんでいます。
河口のちょうど境界線の川の部分に網が張られています。その網の手前の一筋の流れの部分が、一級ポイントのようです。
浮きふかせ釣りで、川の両岸から浮きを流します。地元の常連さんが、この場所には多いです。そういう方は長靴で釣りに来ています。
朝は10数本あがったと言うことでした。
今回は5.3mのインターラインの磯竿で浮きふかせをすることにしました。食い込みがよく、ちょっとした変化にも穂先が反応してくれます。とても感度がいいのと、竿のしなりがバラシを少なくしてくれます。
近頃はあまり磯竿を使う人を見かけなくなりましたが、この竿は古平川河口や美国漁港でサケを50本以上あげた戦友です。
釣り人が減った午後の時間帯は、長い磯竿でも問題なく使えます。
2時間くらい河口から海に向かって、浮きを流しましたが、全く反応がありませんでした。また、サケの姿が確認できません。
周りでも全くサケがあがりません。
痛恨のラインブレイク!!さらに悲劇が!
河口から沖目に向かって、浮きを流すことにしました。浮きは小ぶりの円錐浮き3号、針は小さめのチヌ針8号にえさは生カツオです。
午後4時頃、かなり沖に浮きを流していて、浮きを見失いました。あれっと思い、合わせるとサケがのりました。やった~~!!
そして、悲劇はすぐに起きました。サケがジャンプをして、その時、竿がふっと軽くなりました。ライン切れです。
ラインを回収すると、浮きの仕掛けの8号のラインが、サルカンの10センチ下のあたりから切れていました。
呆然自失です。
気を取り直して、磯竿で投げていると、バキッと大きな音がして、折れた竿が海に飛んでいきました。
仕掛けが穂先に絡んだとかのトラブルではありません。経年劣化のせいでしょうか、予兆なしに3番目の太めの竿が折れたのです。もう20年以上も愛用している竿だから・・・。さようなら そして 長い間ありがとう!
日没終了・・・
9月16日(水)午前3時 河口に立ち込み、浮きルアーで遠投して攻める!
朝3時に釣りを始めました。昨日の夕暮れと違い、釣り人の多さにただただびっくり!!平日だというのにどういうこと?浜益の土日に匹敵するくらいです。
河口の川と海の境目の幅の狭い流れの所は、特に、釣り人でびっしりです。地元の人が多く、竿立てで場所取りをしています。釣らなくても、場所とりをした所の後ろで椅子に座って、時が来るのを待っています。
始めはその人たちの横で、やっていましたが、浮きを流す場所が、狭く短く限られていています。
また周りの人の浮きの位置と、対面から投げる浮きの、両方の浮きの様子を見ながら流さなくてはいけません。
サケ釣りの豪快なイメージはなく、ほとんど釣り堀のような状態での釣りになっていて、面白くもなんともありません。
立つ場所を変えて、河口から沖目に浮きルアーで遠投することにしました。河口から海に少し立ち込んで、沖を狙います。
場所は、浮きルアー組としては、まずまずの1級ポイントに立っています。
沖に向かって出来るだけ浮きルアーを飛ばします。赤や緑のデンケミが行き交います。
少しずつ周りが明るくなってきました。おかしい!まだサケがあがっていない!
対岸の浮きルアーの人口がすごい!釣れないので、釣り人を数えたら、全体で約300人いましたよ。
かなり明るくなりました。5時半くらいから、河口の境界線近くの所で、ぽつぽつ上がっています。
浮きルアー組では2匹しか釣れるところを確認、出来ませんでした。
朝7時を過ぎ、全体で10本くらい上がりました。釣れないのと平日なので、釣り人はどんどん帰っていきます。
朝8時になると、釣り場もまったりしてきます。
ショベルカーで川底を掘って、プールを作っても、まだサケが岸よりしていなければ、だめだったのですね。読みが浅かったです。
それにしてもこの釣れない状況で、昨日の「ばらし」は悔しいです。痛恨です!
たぶん、幌でやったときに、仕掛けが石で傷ついたのではと思います。
ここのところ有名な場所ばかり行っているせいか、釣り人がすごく多いです。そして、なぜかmomoさんが行くときは、サケが極薄です。
今回もだめでしたが、めげずに頑張ります!!
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