超時短、本格的な自家製燻製があっという間に作れてしまう、私の愛用~長谷園のいぶしぎん(大)~を紹介します。
燻製を作りたいけれど、部屋が臭くなるのは嫌だ、手軽に簡単においしい自家製の燻製を作りたい、そういう人に超おすすめのいぶしぎんと燻製を紹介します。
この長谷園のいぶしぎんは、家の中でも煙の心配はほとんどないし、なんと余熱を含めて30分で燻製ができちゃいます。
長谷園(ながたにえん)サイズ(大)のいぶしぎん
この土鍋の薫製機 「いぶしぎん」を作っている会社は創業天保3年 伊賀焼窯元 長谷園 長谷製陶株式会社です。
いぶしぎんのサイズは大・小・ミニと3種類あります。今回は大を使用して紹介します。
このいぶしぎん(大は)かなり大きな土鍋です。土鍋の中は3段になっていて、かなりの量の食材を一度に燻製にできます。土鍋なので燻製作り以外でも当然、使用できます。
手順
チップ・アルミホイルをセットする
①鍋の底にアルミホイルを敷きます。
②その上にひとつかみのチップをドーナツ状に置きます。
③もう一枚のアルミホイルの縁を盛り上げて、受け皿を作り(汁が、直接チップに火からないように)、ちっぷの上にかぶせます。
食材をセットする
今回の食材は 市販のファミリーチーズ1本 ちく1袋 市販ベーコンブロック1本 砂肝(塩+コショー) 手羽元(塩+コショー) を使いました。
1段目はファミリーチーズとちくわです。
2段目はベーコンとちくわです。
3段目は砂肝と手羽元です。
加熱する
①ふたを取った状態でいぶしぎんをガス台にのせ、ガスの強火にかける。
必ず水平にセットしてね。後で水を注ぐときに、斜めになっていると均等に浸すことができません。
②4~5分後、チップから煙が出てきたら、蓋をします。
水をそそぐ
ふたをして、鍋のふたの溝のふちから煙が出てきたら、溝に水をそそぎます。数分後に火を止めます。
水をそそぐことによって、煙が出ません。
水をそそいでから火を止める時間はだいたい5~6分です。
余熱
①火を止めてから、そのままの状態で、余熱でいぶします。
②約20分いぶします。
完成
さあ食べましょう
うまい!思わずにやりとします。チップの煙のかおりとうまみをしっかりと味わえます。短い時間で作ったと思えないほど、完成度の高い燻製です。塩みを少なめにしておいたのが正解。はしが止まりません。お酒はワインでもいいし、ウィスキーやバーボンとの相性もさらにいいと思います。乾杯!
おいしく作るコツ
大事なこと
①このいぶしぎんのポイントは加熱時間が短いことです。なので、なるべく火の通りの良い食材、または加熱しなくても食べられる食材を選んだ方が無難でしょう。
②食材の表面の水分を拭き取ったり、干したりして煙をつけやすくしましょう。
表面がぬれていたら、煙や香りが食材につきずらいです。
早く表面を乾かす方法として扇風機を使います。
③下ごしらえは、塩やコショーをふって、1時間ほど寝かせておくといいでしょう。
④きれいな飴色の燻製を望んでいる人は、ザラメを少しだけチップに混ぜるといいでしょう。
みなさんもぜひチャレンジしてみてください。お酒がすすみますよ~。
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