今回で2回目の訪問です。前回は定番の味噌を食べました。今回はうわさの京都風スタイルの中華そばを食べようと思っていました。
しかし純すみ系の店にせっかく来たのに、中華そば?と思った瞬間、指は勝手に券売機の味噌のボタンを押していました。
2016年2月に開業しています。まだ開業して、3年も経たないうちに、早くもラーメンWalker北海道2019総合部門1位となっています。すごい店ですね。
北海道の番組「ハナタレナックス」で、ナックスのメンバーが選んだ札幌市西区のKING OF RAMENの称号をもらっています。
この店は、有名な「すみれ」ののれん分けの店です。のれんには、すみれよりと書かれています。こののれんは北海道では2店しかありません。その店は「彩未」と、この「八乃木」です。

「八乃木」の店主、穴澤さんは、「すみれ」で13年間修行しました。穴澤さんは音楽をやっていましたが、仕事を変えようと考えたときに、ラーメンをやりたいと思ったそうです。
親に連れられて、子どもの頃から「すみれ」の常連客で、修行するなら「すみれ」しかないと思い、門をたたいたそうです。
店主の穴澤さんは、「すみれ」の味を踏襲しながらも、具材、麺、スープの調整など、日々研究を重ねて「八乃木」の味を確立しています。そしてさらに納得のいく味を目指しています。

八乃木 味噌ラーメン 850円 を実食します!
具材の配置などバランスがとれていて、見た目が良く安定感があります。そして、運ばれてきたときに漂う、ラーメンの香りが食欲をとてもそそります。

スープの油分は多いですが、「すみれ」ほどではないです。そのためスープの温度も、舌が火傷しそうな感じではないです。一口目から食べやすいです。
塩味がきいていて、コクがしっかり出ています。奥深く、一度飲み込んだのに、すぐまたスープを飲みたくなります。言うまでもなく、絶品なスープです。

具材はもやし、チャーシュー、ネギ、メンマです。そして頂上にしょうが鎮座しています。一同が中央に集結して、小山のようになっています。

麺は森住製麺の中太縮れ麺です。けっこうもちもちして、こしがあります。食べ応えががあります。スープと良く絡みます。

チャーシューはルスツ羊蹄豚のロースチャーシューです。

柔らかくて、持つとホロホロと崩れそうです。厚みがあり、甘いお肉です。

メンマは味がしっかりしていて、自己主張しています。

もやしはラードの香ばしさをまとい、シャキシャキしています。もやしと麺を一緒に食べると、気持ちがいいです。

しょうがは、高知産です。途中で、頃合いを見計らって、一気にしょうがを溶かして、味変を楽しむのが、私の食べ方です。

後半になると、スープの底に沈んだチャーシューの細切れを探して、スープと一緒に食べるのが楽しみになります。
準主役のチャーシューが無き後、代役をしっかり務めるのが、チャーシューの細切れの役割です。

とても美味しかったです。純すみ系は札幌ラーメンの代名詞ですね。食べている最中もなんだか、とても懐かしい感じがしました。
決して古いという意味ではないです。むかし、純連に出会った、あの衝撃を思い出したのでした。
ラーメンデータ
麺:森住製麺 中太縮れ麺 145g
スープ:豚骨 魚介
具材:高知産のしょうが ルスツ羊蹄豚ロースチャーシュー もやし ねぎ メンマ
メニュー

お店の基本情報
営業時間 定休日

席数 駐車場
席数:17席
駐車場:12台

*お店は住宅街にあります。三叉路の交差点にあるので、車の出し入れには注意が必要です。
住所 電話番号
住所:札幌市西区発寒7条14丁目1-33
電話:011-590-1992
お店の外観


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